関西クラシック音楽情報 ・・・トピックスのページ・・・ (19.5.3 掲載) |
大阪交響楽団の創設者 敷島博子さん 死去大阪交響楽団の創設者 敷島博子 (しきしま ひろこ) さんが、2019年5月2日、急性心筋梗塞のため死去された。享年91歳。 堺市出身。クラシック音楽を愛好する一般の主婦であったが、音楽大学を卒業した若い演奏家にとって演奏活動の場が少ないことを見て、岩淵龍太郎 (当時 京都芸大 教授) などにオーケストラの設立を相談、1980年に「大阪シンフォニカー」を創立した。1989年に大阪シンフォニカー協会が設立され専務理事に就任。2001年、楽団名を「大阪シンフォニカー交響楽団」と改称。その後楽団は法人化、現在は「公益社団法人 大阪交響楽団」となり、2014年からは永久名誉楽団代表となっていた。 当初からの提唱「聴くものも、演奏するものも満足できる音楽を!」は、持ち前の主婦感覚からきたもので、現在も楽団に受け継がれている。楽団の運営にまったく経験のない一般の主婦だけに、並々ならぬ苦労をされたが、日本のオーケストラ界に大きな足跡を残されたのは間違いない。 葬儀は次の通り執り行われる。 通 夜:5月4日(土)午後6時より 葬 儀:5月5日(日)午前11時より 場 所:河内長野典礼会館 河内長野市松が丘中町1368-2 【地図】 電 話:0721-52-1270 喪 主:敷島 鐡雄(しきしま てつお)さん(ご長男) |